サミットは、食品や生活用品を扱うスーパーマーケットで、東京都近辺ではなじみのチェーン店。現在は首都圏に116店舗を展開しています(2020年1月現在)。

三田店は東京メトロ南北線白金高輪駅から徒歩約8分の距離にある店舗。主婦の方だけでなく、高齢者、仕事帰りのビジネスパーソンから外国人まで、東京都・港区ならではの幅広いお客さまが訪れます。メルペイは、2019年9月に導入いただきました。今回は、サミット株式会社の山元淳平さん、秋川敬さん、佐野あゆみさんの3人にお話を伺いました。

サミット株式会社経営企画室マネジャー 兼 SDXプロジェクトリーダー山元淳平さん

サミット株式会社

1963年創業。住友商事株式会社がアメリカの大手スーパー・セーフウェイ社の指導を受けるかたちで食品スーパーとしてスタート。「サミットが日本のスーパーマーケットを楽しくする」をビジョンに掲げ、お客さまに寄り添ったお店づくりを行う。

役職と仕事内容を教えていただけますか?

本業は経営企画室マネジャーですが、SDX(サミット・デジタル・トランスフォーメーション)プロジェクトリーダーも兼任しています。このプロジェクトは、DX(デジタルトランスフォーメーション)を経営の重要事項と捉え、会社として戦略的に意思決定のスピードを上げるために、情報の一元化や戦略的な優先順位付け、具体的案件の推進などをするために、全社プロジェクトとして2018年に発足しました。このプロジェクトでは主にキャッシュレス(スマホ決済・生体認証)への対応、省人化・生産性向上、次世代EC、デジタルネイティブ世代へのアプローチなどをテーマに検討を進めています。

サミット三田店について教えてください。

若い主婦の方が多い印象ですが、高齢者やビジネスパーソン、外国人までかなり幅広いお客さまが訪れる店舗です。平均ご利用金額は2,000~3,000円程度です。

「温かみがある」お金で集客を期待

メルペイを導入したきっかけを教えてください。

世の中の変化に対して、サミットとしてどう戦略的に向き合うか。その中でスマホ決済は非常に優先度が高いテーマでありました。その際に、どこの会社のキャッシュレス決済を導入するか社内で検討していたときにメルペイの名前が挙がり、メルカリのC to Cのトランザクションには「温度がある」ところがユニークだと思いました。そう思ったきっかけは、メルカリ独自の「フリマアプリ」でのやり取りにあります。「自分の大切にしているものを売って、ほしいものを買う」という行動は単なる“お支払い”ではなく、熱量がある状態でお金を使っていると言えるのではないでしょうか。そうした点から、温かみのある顧客体験から連動して、サミットでのお買い物にシームレスにつながっていくことで、お客さまの生活シーンに寄り添ったサービスが提供できると思ったんです。そこがすごく特徴的だなと感じています。

また、店頭での買い物とは、全く違うシーンであるフリマアプリの売上金が、メルペイとして使えるので「サミットにいつも来ない人にも来店してもらえるかもしれない。新しい切り口で新しいお客さまが開拓できる。」という期待もありました。

(※売上金を「メルペイ」でご利用いただくには、所定の設定またはポイント購入をしていただく必要があります。

よい意味で想定外のお客さまにもご利用いただいている

メルペイを導入してどんなよい変化がありましたか。

期待していた通り、現場からは「あまり見かけない新しいお客さまが来ている、夕方以降は男性のお客さまも多かったのは想定外だった」と聞いています。スマホ決済全体が来店のきっかけになっているようでうれしいです。若い男性のお客さまだけでなく、幅広い年齢層のお客さまにもごく普通に使っていただけていることもよい意味で想定外でした。メルペイを含むスマホ決済全般を導入する前、社内では「スマホ決済は平均ご利用金額が下がるのでは」と心配する声もありました。しかし、実際にはスマホ決済で想定していた金額と近く、順調な結果が出ています。

スマホ決済を使うお客さまの特徴を教えてください。

よい意味で特徴がありません。一部の層だけに偏っていない結果になりました。そういったところから「キャッシュレスが浸透しているな」と感じています。新しいお客さまもいれば、常連の方もいますし、購入される商品にも目立った特徴はないです。

店員の指導は操作方法から入るのではなく、必要性を説明

現場の店員の方の教育面で苦労したところはありますか。

サミットではスマホ決済は「SUNMI端末」という端末を使うので、レジ担当が新しいオペレーションを覚える必要がありました。そこでまず店員の心理的バリアーを取り除くことに注力したのです。いきなり「端末はどのように使ったらいいか」という「How」から入るのではなく、「お客さまが求められていることに応えるのは大事にしよう」という「Why」や「What」を大事にして、社長からもメッセージを発信してもらうなど丁寧にコミュニケーションを進めました。その上でマニュアルを展開する等したので店員も新しいシステムを受け入れやすかったと思います。

サミット株式会社 サミット三田店 店長 秋川敬さん

想定より短い時間で操作を覚えられた

メルペイを導入してどんなよい変化がありましたか。

利便性が向上し、お客さまの決済時間が早くなったので、今後もっと利用者が増えていくのではないかという印象を持っています。

メルペイを利用したお客さまの感想があれば、教えてください。

「とても便利」という感想をいただいています。私自身もメルペイを使うようになったのですが、メルカリの売上金が使えて、決済スピードも速いので、本当に便利だなと思っています。

店員の方の教育にはどれくらい時間がかかりましたか。

本社からの案内に従って教育を始めましたが、想定よりも短い時間で覚えていただけました。非常にやりやすかったです。

メルペイに今後期待することを教えてください。

さらに利便性を向上させる仕組みがほしいです。また、キャッシュバックキャンペーンなど、さらに付加価値が上がる展開を期待しています。

サミット株式会社 サミット三田店 チェックスタンド部門 佐野あゆみさん

スマホ決済は違算が発生しにくい

専用端末(SUNMI端末)でのメルペイのオペレーションのよい点を教えてください。

よい点はお会計がすぐに終わるところです。お客さまにスマートフォンをかざしていただき、それを読み取るだけで決済が終了します。

レジの違算率について教えてください。

スマホ決済では違算はほとんどありません。現金を数えることと比べて、スマホ決済はミスが発生しにくいと思います。

SUNMI端末を使って決済を行う

社会に必要とされる企業を目指したい

メルペイ営業担当者とのエピソードはありますか。

複数の担当者がいらっしゃったので、いろいろな方と関わっていますが、どの方も誠意をもってご提案してくれました。的確に情報提供してくれたので、背中を押されました。とても感謝しています。

メルペイに期待することを教えてください。

フリマアプリ「メルカリ」のマーケットプレイスを活かした展開に期待したいです。もっとメルカリとメルペイとの相乗効果があってもよいのではないかと思います。メルカリ自体ももっと広く世間に浸透し、そこにサミットが加わることで違うバリューを創出していきたいです。

サミットの今後のビジョンを教えてください。

地域にとって必要とされる、社会になくてはならない、存在意義のある企業を目指したいです。近年、共働き世帯や単身者の増加など、世の中が多様化していくにつれて、お客さまがスーパーマーケットに求められるものが増えた気がします。食材の少量化や半調理の商品、総菜などの需要も増しているので、私たちも多様化する世の中に対応していける企業でありたいです。また、高齢者にとっては心が落ち着ける場所であり、忙しい方にとって便利だったり、買い物そのものを楽しんでいただいたり、お子さまにとっては食について学べる。そんなお店づくりを目標としています。

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