東京・東京メトロ副都心線の北参道駅からほど近い場所にあるKITASANDO COFFEE。近くに大手出版社やアパレルのオフィスと、住宅街が同居しているエリアにあるスタイリッシュなカフェです。ストアマネージャー/バリスタの林巨樹さんにお話を伺いました。

完全にキャッシュレスなカフェ

KITASANDO COFFEEというお店について教えて下さい。

【林】2019年8月にオープンしたばかりのカフェです。サードウェーブのコーヒーと同様に、当店もコーヒー豆を厳選したスペシャルティコーヒーを提供しています。専用アプリでプレオーダーも承っているので、待ち時間なく、美味しいコーヒーを手頃に楽しめるというのが当店の特長です。毎日立ち寄っていただける気軽さを大切にしています。

メルペイ導入はどのようなきっかけだったのでしょうか。

【林】実は当店は現金を一切扱わないキャッシュレスオンリーのカフェです。そのため、キャッシュレス決済の充実は必然でした。メルペイは、メルカリというすでにお客さまがたくさんいるサービスなので、その強みが大きいです。メルペイiD決済でスムーズなお会計に繋がる点も魅力です。

他にどのようなキャッシュレスを導入しているのでしょうか。

【林】『◯◯ペイ』と呼ばれるものは、メルペイと楽天Payのみの導入となっています。他には各種電子マネーやクレジット/デビットカードもお使いいただけます。駅近なので、とくに交通系電子マネーが使えることが大切なのと、土地柄、海外のお客さまも多いので、クレジットカード/デビットカード決済もお使いいただいています。2020年東京オリンピックに向けて、世界各地からさまざまなお客さまのご来店を見込んでいます。キャッシュレス決済は海外ではめずらしいものではなくなっているようで、店頭でも皆さんほとんど全く抵抗なく受け入れてくださっている印象です。

キャッシュレスは店舗経営もお客さま満足度も向上

キャッシュレスのみの店舗について、お客さまの反応はいかがでしょうか。

【林】海外のお客さまからは「Great!」と喜ばれることがとても多いです。日本人のお客さまの場合、オープン当初は驚かれることもありましたが、何かしらのキャッシュレス決済の方法はすでにお持ちなので、受け入れていただいていると感じています。

キャッシュレスのみの店舗にした理由などありましたら教えてください。

【林】人件費、現金/リスク管理、衛生面、オペレーションの点すべてにおいて、メリットがあると考えています。カフェ経営の場合、スタッフのうち1名がレジにつきっきりになってしまうことが多いのですが、当店ではレジ担当を配置するが必要ありません。そのため最低3名体制での営業になるところを2名のみで十分にオペレーションをまわすことができます。お会計に手間取ることがないぶん、お客さまとのコミュニケーションの時間を取れるので、店舗経営の最適化とともにお客さまの満足度向上に取り組めるのが最大のメリットですね。

実際に林さんはキャッシュレス化についてどのようにお考えですか。

【林】私自身は、ほとんど財布そのものを持ち歩かない生活スタイルです。スマホがあれば、時計も身につける必要がないと思っています。たまに現金決済のみの飲食店と出会うと敬遠するほどのキャッシュレス派で、私のような20代は多いのではないかなと感じています。キャッシュレスのストレスフリーな体験をすれば、こんなに便利なものはないので、必ずキャッシュレス化は今後も浸透していくと考えています。

メルカリのアプリの利便性

メルペイをご利用いただいているお客さまはどのような方でしょうか。

【林】近くにお住まいの子育て世代の方々がとくに多く利用されている印象です。ファッショナブルでおしゃれな街の代表である原宿や青山から近くあまり生活感がないイメージを抱かれやすいかもしれないのですが、ファミリー層も多く住んでいるのが北参道です。この北参道エリアの子育て世代やご家族のみなさんにとくにメルペイは支持されているように思います。

何かお客さまからの反応はありましたでしょうか。

【林】メルカリユーザーのお客さまであることが多いことでしょうか。メルペイの店頭POPを見て、メルカリは使っているけどメルペイは初めてという方が、当店で初めてメルペイでお支払いされたということもありました(※)。すでにメルカリのアプリをお持ちである場合が多いので、新たにダウンロードする必要もなく、お手持ちのアプリを使ってお支払いできるのは便利と感じる方が多いようです!

(※)メルペイをご利用いただくには、メルカリの有償ポイントを購入いただくか所定の手続きが必要になります。

地域のお客さまにも愛されるお店になるために

メルペイ導入後の変化は何かありましたでしょうか。

【林】やはり店頭POPの影響力の大きさを感じます。メルペイ愛用者であるお客さまの利用きっかけのひとつに、POPの分かりやすさがあるのではないでしょうか。リピーターの方も多いと感じています。

今後のキャッシュレス決済が進むことでの期待について教えてください。

【林】現在は北参道の店舗のみですが、今後複数店舗での展開を考えています。その際にも完全キャッシュレス決済というコンセプトは変わりません。人件費の高騰や人材不足など飲食店が多くの課題を抱える今、これからますますキャッシュレス化が浸透することでよりスマートな店舗経営が街に広がるといいなと思っています。

スタイリッシュな外観のKITASANDO COFFEE
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